大阪府岸和田市に事務所があり、大阪府阪南市に住む女性行政書士です。各種許認可手続、相続・遺言の手続、離婚手続のサポートを行っています。

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第14回「コメダde勉強会&相談会」終了いたしました!

第14回「コメダde勉強会&相談会」が終了いたしました。

今回のテーマは、「融資と借金。~その他いろいろ~」ということで、13名の参加者さんに向けてお話をしました。
「融資と借金」、どちらもお金を借りることです。
お金は生きていくのに必要なものですが、人生の中で、大きなお金を必要とするときが何回かあります。
その時、手元に十分なお金があればいいですが、そういうわけには行かないことの方が多いです。
また、手元にお金があったとしても、今そのお金を使ってしまったら、蓄えがほとんどなくなってしまうというような場合もあります。
そういうときは、どこかからお金を借りて準備しなければなりません。
その相手は銀行かもしれないし、親や親族、友人知人からかもしれません。
また反対に、自分がお金を貸す立場になることもあるのです。
そんなときのことを考えて、お金の借り方にはどんなものがあるのか、どこから借りるのか、借りるとき、貸すときの注意などなど、いろいろなお話をしました。

まず、融資と謝金は、どう違うのでしょうか。
どちらも「お金を借りること」です。
ざっくりと違いを述べますと、「融資」というのは、金融機関が、特定の目的のための資金を貸し出すことで、金利も低く、そのかわり貸し出し時の審査が厳しいことが特徴です。
住宅ローン、自動車ローン、日本政策金融公庫の事業融資などを思い浮かべるとわかりやすいですね。
住宅ローンの金利は、今は0.4%くらいからあります。

それに対して「借金」というのは、明確な使途が決まっていないのに、お金を借りることをいいます。
生活費や遊興費に充てられるお金です。
例えば、消費者金融やクレジットカードのキャッシングでの借り入れなどです。
「スピード審査!」という言葉が宣伝文句になるくらいなので、審査は早いですし、それだけ緩いということになります。
そのかわり、金利は高めに設定されています。

そのほかにもいろいろなお金の借り方があります。
クレジットカードのショッピング利用も、見方を変えれば借金です。
家具・家電など、大きな買い物をするときには、カードでの支払いが多いのではないでしょうか。
支払額に応じてポイントが付き、特典がもらえたりしますので、カードでの支払いにはメリットがあります。
そして、一昔前には想像もできなかったくらい、ネットショッピングが全盛の時代となりましたので、カード支払いがとても身近なものとなりました。
カード支払いというのは、買ったときの支払いはカード会社が立替えて払っておいてくれて、引き落とし日に自分の口座からお金が落ちます。
自分の口座からお金が落ちるまでの間は、カード会社に借金をしているのと同じ状況です。
ですので、引き落とし日にお金が落ちないと、約束違反となり、いろいろな不利益が出てくるのです。

また、奨学金についてもお話ししました。
今回の講義で一番盛り上がったのが奨学金かもしれません。
これから、子どもの教育費もまだまだかかりますし、奨学金の種類もいろいろあることを皆さんよくご存じなのです。
奨学金とは、「優秀ではあるが経済的理由で就学困難なものに対して教育機会を保障するためのお金」であり、貸与型と給付型があります。
「優秀」と「経済的に修学困難」という2つの条件があるので、誰でももらえるわけではないことを覚えておかなくてはなりません。
貸与型は返済義務がありますが、給付型はその義務がありません。
それだけに、給付型は数が少なかったり、額が小さかったりします。
大阪府のHPにいろいろな奨学金について掲載されていましたので、それを紹介しながらお話ししました。

いろいろなお金の借り方があるわけですが、このお金を、誰から借りるのか?という問題があります。
まず、銀行や日本政策金融公庫などの融資、また、消費者金融やカード会社から借りることができます。
この場合は、貸し出しの際に審査があり、また、計画的に返済していきます。
逆に言うと、返済が遅れると、遅延損害金などが付くなど、ペナルティがあることもあります。
友人知人、親などから借りる場合もありますが、返済猶予など、融通を利かせてくれる場合もあります。
身内なのであまり深く請求されることもないかもしれませんが、そのかわり、人間関係に影響が出ます。
「自分から借りる」ということもできます。
自分の名義の定期預金や生命保険の貸付制度を利用すれば、最悪、返せなくなったとしても、自分の預金や保険の金額が小さくなるだけで、
ほかに影響は出ません。

お金を返すときは、一括で返したり、分割で返したりします。
もちろんお金で返しますが、返済が厳しくなり、どうしても返せなくなってくると、担保がある場合は、担保物が売却され、そこからお金が回収されます。
保証人や連帯保証人がいる場合は、その方に請求がいき、代わりに払ってもらいますが、「払ってもらえてよかったな」で終わりではないのです。
もともと貸主にお金を返すのではなく、今度は保証人・連帯保証人にお金を返していくことになります。

それでも返済が厳しくなったら、どうすればいいのでしょうか。
まずは、貸主や担当者と相談し、返済計画の見直しをすることから始めます。
また、ローンの借り換えをして、返済方法を変えるということもあります。
保証人に払ってもらったり、親族に肩代わりしてもらう、という方法もあります。
それでもやはり厳しい、また、そのような方法をとれないとなると、債務整理、個人再生、最終的には自己破産という手続を取ることになります。
債務整理は私的整理、個人再生や自己破産は裁判所の手続であり、公的整理ということになります。
自己破産すると、基本的に借金はなくなりますが、不動産や自動車などの財産は、取り上げられて換金され、債権者みんなに配当されます。
また、自己破産するとつけない職業などもあるので、デメリットももちろんありますよ、というお話をしました。

最後にインパクトのあるお話として、返済が厳しくなっても、「絶対にやってはいけないこと」についてお話ししました。
「クレジットカード枠の現金化」
「自己破産の可能性を感じつつギリギリまで借りる」
「ヤミ金から借りる」
「夜逃げする」などです。
どれも、メリットよりもデメリットの方が大きく、身の危険があることもあります。
こうなる前に、相談することが大事です。
そもそも、借りるときに、借りれる額ではなく返済できる額を考えてから、借りるようにしてほしいということで、今回の講義を終了いたしました。

皆さんからはいろいろな質問が出ましたが、その中でも奨学金について盛り上がりました。
お子さんがこれから成長し、必要になるかもしれないと言うことや、自分も奨学金を受けて学校を出た、という方が何人かいらっしゃいました。
「成績優秀」ということが奨学金をもらう条件にあることも多いので、感嘆の声が上がっておりました。
奨学金は種類も多く、大きな団体で出している有名なものもあれば、地元の企業が作った奨学金もあるので、ときどき府のHPをチェックしていただきたいとお話ししました。

今回も多くの方が参加してくださり、盛り上がった楽しい勉強会となりました。
ご参加の皆様、ありがとうございました。
また、お忙しい中、いつもおいしいコーヒーと気持ちのいい場所を提供してくださる、コメダ珈琲店阪南店の皆様、ありがとうございました。
副所長はこの日も別の場所で別の仕事をしておりましたが、チラシの作成やSNSでの告知活動など、本番までたくさんの仕事をしてくれました。
皆様のおかげで、今回も大盛況のうちに終わることができました。
ありがとうございました。

【レジュメはこちらからご覧になれます PDFファイル/1.06MB】

【第14回コメダde勉強会&相談会 レジュメ動画(3分13秒)】
はた・さわだ行政書士事務所

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