大阪府岸和田市に事務所があり、大阪府阪南市に住む女性行政書士です。各種許認可手続、相続・遺言の手続、離婚手続のサポートを行っています。

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第11回「コメダde勉強会&相談会」終了いたしました!

第11回「コメダde勉強会&相談会」が終了いたしました。

今回は「会社設立とは。法人設立とは。~もう一人の私、みんなで私~」というテーマで、会社や法人とは、その特色・違い、設立の流れなどをお話ししました。
会社は身の回りにたくさんあるし、会って当たり前と思っているものですが、その会社にもいろいろな種類があること、会社とは違う団体で、一般社団法人、NPO法人などがあること、それがどういう団体で違いはなんなのか?
改めてしっかり話を聞くというのは初めてという方が多かったです。
今すぐには会社や法人を作る予定はなくても、長い人生のうちで、いつか、会社を始めよう、法人を作りたい、そう思ったときに、思い出してもらえたらいいなと思ってお話をしました。

まず、法人とは何なのか?個人と法人の違いについてお話ししました。

 

「法人」とは、自然人ではないが、法律上の「権利義務」を持つことができるものであって、一定の目的の下に結合した「人の集団」あるいは「財産の集団」です。
「権利義務を持つ」とは、その団体の名前で買い物ができたり、通帳を作れたり、
不動産を購入して団体の名義にできる、ということをイメージしてもらえればわかりやすいと思います。
そして、「財産の集団」といわれるといまいちピンとこないのですが、「財団法人」という言葉は皆さん聞いたことがあるとのことでしたので、これでまたイメージしやすくなったと思います。

このお話しの中で、「権利能力なき社団」という言葉も出てきました。
「権利能力なき社団」とは、行政書士やほかの資格試験の勉強をしている方、法学部の学生さんなどには普通に出てくる言葉ですが、日常生活を送る上で、
なかなか「権利能力なき社団」とは、出てこない言葉です。
これは、PTAや各種サークルなど、人の集まりではあるものの、法人ではないので、
会の名前で取引ができない(会の名前で通帳が作れない、各種契約ができない)、
つまり、単独で取引に参加できない能田と説明しました。
「権利能力」というのは、「取引に参加できる」ということです。
参加者の皆さんは、子育て中だったり、もう独立されていたり、違いはあれども、
PTA活動に参加したり、サークル活動もされている皆さんでしたので、
「法人」と「自然人」のちがい、また「権利能力なき社団」との違いについて、よく理解して下さいました。

また、「営利法人」と「非営利法人」の違いについてもお話ししました。「営利法人」は、「利益を配当する」法人だというのはこれま他普通にすんなり入ってきますが、「非営利法人」は、「儲けてもいいけどその利益を配当しない」法人だと、初めて聞いたという方が多かったです。

やはり「営利」「非営利」というネーミングから来るイメージと、実際の違いに驚かれたようでした。
非営利法人といえども、活動を継続していくためにはお金が必要ですし、働いている職員さんもいらっしゃるので、その方のお給料も払わないといけない。
なので、お金を稼ぐ必要があるのだ、とお話しすると、皆さん納得されていました。
「稼いでいいんだ。」と、ストンと入ってきた、腑に落ちたという感じでした。

そして、株式会社、合同会社、一般社団法人、NPO法人のそれぞれの特徴、違い、設立の流れをお話ししました。

株式会社は1人でも作れるし、1円から設立できるとお話ししましたら、皆さん驚かれていましたが、
「そうは言っても、資本金が1円というのは、この会社大丈夫かな~という気になる」と、鋭い意見もいただきました。
実際、実務の世界では、資本金はせめて100万くらいは準備しないと、この会社大丈夫かな?と思われてしまうし、その後の許認可取得においても、「資本金がいくら以上」という要件があったりするので、さすがに1円で設立というのはお薦めしないです、とお伝えしました。

「NPO法人」について、あちこちで名前はよく聞くし町中で目にすることも多いです。
しかしこれがどういった団体なのか、会社とは違うのか、という視点で見ると、会社や一般社団法人と大きく違うところがあります。
まず、設立の流れが、株式会社、合同会社、一般社団法人と比べると、手間も時間がかなりかかります。設立時に社員が10名は必要ですし、役員も一人でいいわけではありません。
また、設立したあとも、毎年決算後に所轄庁に事業報告をする必要があります。
そのかわり、というわけではないですが設立時にかかるお金が少なくてすみます。
公証役場で定款認証をすることもないのでそのお金はかかりませんし、法務局に支払う登録免許税もかからないのです。

各法人の違いや特色を聞いてみて、もし将来自分が何か事業を興すとしたら、どの法人を選べばいいのか?
設立にかかるお金、時間、そのほかに「ネーミングから来るイメージ」が実際にあるので、それを踏まえて考えて欲しいこと、
設立の際に悩むときは、また私に相談していただきたいとお話しし、勉強会は終わりました。

参加者さんからは、株式会社と合同会社の違いは、大きな違いがあるのか?と思っていたけれど、
実際はあまり大きな差がないなと思ったこと、それだけに、作るときに少しでもお金を安くしようと思ったら、合同会社にするかなあ~という感想をいただきました。
講義の中で、このように真剣に考えて下さったことが嬉しかったです。

今回の勉強会は、10月に事務所を移転し体制を大きく変更してから初めての勉強会でした。
勉強会後の相談会・お茶会では、新体制についての質問、実際にどんな仕事をしているのか、
どういう働き方をしているのか、などなどたくさん質問をいただきました。
いつも勉強会に来て下さる「コメ勉ファミリー」の皆様への説明タイムとなりました。
先代所長はコメダ珈琲さんの常連さんですし、さらに副所長の中村は、
これまでもずっとこのコメ勉のプロデューサーとして力を尽くしてくれました。
これからもプロデューサーとして厳しく温かく、協力をいただきたいと思っています。

コメダ珈琲店阪南店の皆さん、今回もお忙しい中、ご協力いただきましてありがとうございました。
いつも気持ちよく勉強会をさせていただきますのは、スタッフの皆様のおかげです。
今後ともよろしくお願いいたします。

今回は娘がリハーサルの相手をしてくれました。「難しい字が多くてわからない」といいながらも、レジュメを見てしっかり話を聞いてくれました。
いつか難しい時もわかるようになったら、一緒に勉強会をして欲しいと思っています。

次回は、「遺言と成年後見制度」についてお話しする予定です。
ぜひご参加ください。

【レジュメはこちらからご覧になれます PDFファイル/971KB】

【第11回コメダde勉強会&相談会 レジュメ動画(2分52秒)】
澤田かおる行政書士事務所

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