大阪府阪南市の女性行政書士です。相続・遺言の手続、各種許認可手続、離婚手続のサポートを行っています。

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第9回「コメダde勉強会&相談会」終了いたしました!

コメ勉021016-12月10日、16日の2日間にわたり、第9回「コメダde勉強会&相談会」を開催いたしました。
今回は、「相続する前、相続した後、すべきことあれ一覧。」というお話をしました。
相続手続でしなければならないことのいろいろや、相続する前、つまり元気なうちにしておいてほしいこと、自分がしておいたほうがいいこと、などのお話です。

1日目は9人、2日目は16人もの受講者さんにご参加いただきました。
皆さんの年齢層も様々で、私と同年代の方、仕事をリタイアされた年代の方、そしてもっとお若い方もいらっしゃいました。
自分自身のお墓のこと、つまり「自分の終活」について考える方、親御さんがお亡くなりになられて、相続手続きの途中という方、つまり「親の終活」について知りたい方、それぞれいらしてくださいました。
みなさん、本当に熱心にお話を聞いていただき、講義する私もまた熱が入りました。
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前半は、「相続したらすること」、つまり亡くなってからの手続についてお話ししました。
死亡届を出すところから、いろいろな名義変更、各種解約手続、お金を請求する手続、相続税申告について、遺留分について、などをお話しました。
細かい手続きがたくさんあること、それぞれに期限が設けられているものもあるので、それを気にしつつ進めること、やはり大変だなと感じる手続き、時間がかかる手続きもあるので、お声掛けいただければいつでもお手伝いしますとも申し添えました。

後半は、相続する前にしておいたほうがいいこと、
つまり、ご自身やご家族が、亡くなる前の元気なうちにしておいたほうがいいことについてお話しました。
認知症になったり、外出ができなくなったら、どんなことができなくなるのか、
その場合の対処方法についてのお話です。
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遺言・遺言書とは何か、死後事務委任、財産管理委任、任意後見、尊厳死宣言についてなどをお話したわけですが、死後事務をお願いする人、財産管理をお願いする人、後見人、遺言執行者は、その時々によって肩書と手続手法は違うけれども、やっていることはほぼ同じであることをお話しました。
ですので、その時々に別々の人に頼むのではなく、最初からトータルで、セットにして、どなたか信頼できる方にお願いすることがお薦めであるとお話ししました。

皆様からは、
「相続税申告には期限があるが、遺産分割協議に期限はあるのか」
「遺留分を主張されなかった場合はどうなるのか」
「財産管理委任契約、任意後見契約をお願いする人を選ぶ基準とは」
「墓じまいの手続きとは」
などなど、たくさんの質問をいただきました。コメ勉021016-5

その中でも、遺言書についての質問が多かったです。
自筆証書遺言がいいのか、公正証書遺言がいいのか、というお話でしたが、それぞれのメリットデメリットがあり、それを踏まえて選んでいただくことになるとお答えしました。
自筆で書くと、いつでも好きな時に書ける・書き直せるので、例えば毎年書き換えるという方も中にはいて、それを毎回公正証書にしていたら、その分お金がかかってしまうということがあります。
でも、自筆だと、書くのも保管も自分一人でできるので、書き方のルールに従っていないと無効になってしまうがそれに気づかない恐れがあること、
せっかく書いた遺言書をみつけてもらえないリスクについてお話しました。

自筆証書遺言を書くならば、ルールに従って書けているかどうか、コメ勉021016-4
私が内容のチェックをしたり、書き方を教えたりすることもできること、遺言書を書いたことやその保管場所をどなたかに伝えておく・エンディングノートに書いておくことが大事であることをお伝えしました。
また、公正証書遺言にする場合は、お金はかかるが、公証人が作成してくれるため間違いがないこと、保管もしてくれること、公証人は病院や自宅にも出張してくれることなどをお話しました。

講義の中で公正証書遺言のことが出てきましたが、
「名前は聞いたことはあるが実際どういう書類なのか、どうして公正証書で作る必要があるのか」
「公証役場とはいったいどういう役場なのか」
「公証役場にはどのくらいお支払いするのか」
といった、公証役場、公正証書そのものについての質問が多かったです。

みなさん、終活や遺言について興味を持って勉強会に来ていただきましたし、コメ勉021016-6
ご自身でも調べているという方が多かったのですが、
それでも公正証書や公証役場が身近な存在ではなく、だからこそどういうものなのかが知りたい、と仰っていました。
次回の勉強会のテーマを「公正証書」にしようということで、講義以前に決めてあったのですけれど、今回の勉強会でこれだけ質問が出るということは、やはり皆様の
「興味はあるけれど、実際のところは全く想像がつかない」という気持ちがよくわかりましたので、これでまた、次回の勉強会も頑張ろうという気持ちがさらに大きくなりました。

私と同年代ですと、「親の相続」を経験するころに差し掛かってきているのです。
私も6年前に母を亡くしていますし、昨年はその母方の祖父を亡くしましたので、ちょうど今まさに遺産分割協議中なのです。
参加の皆さんのなかでも、遺産分割協議を経験したばかり、コメ勉021016-7
いま手続中だという方もいらっしゃいました。
何もわからないままで手続に入るのか、それともこうして知っておいてから手続に向かうのとでは、気持ちの上でも行動の上でも、全く違います。
だから、このタイミングで勉強会をしてもらってよかった、という言葉をいただき、行政書士冥利に尽きるなと思いました。
これからの人生の中で、本当に相続手続をするとき、体が動かなくなってきたとき、認知症の心配が出てきたときに、今回のお話を思い出していただければうれしいです。

相続する前、相続した後のいろいろなことについて、ぎゅうぎゅうに詰め込んでお話したので、
伝えきれるんだろうか?と正直不安に思うこともあったのですが、皆さん本当に熱心に受講してくださり、来てよかったと言ってくださったので、とても嬉しかったし、ほっとしたというのも正直なところです。
こうして皆様の声をいただけると本当に励みになります。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
今回も、コメダ珈琲店阪南店の皆様には、2日間にわたり、大変お世話になりました。
ありがとうございました。

コメ勉プロデューサーの行政書士中村道彦先生にも、お世話になりました。コメ勉021016-9
チラシ作成、打ち合わせ、レジュメ・台本作りなど、本番までに大変お力添えをいただいた上に、
10日には会場に来てくださり、受付、写真撮影をしてくださいました。
2日間ともスムーズに開催できましたのは、中村先生のおかげだと思っております。
本当にありがとうございました。

そして家族へ。
税理士である夫には、たくさん意見を求め、また、いろいろと質問しましたが、
それに応えてくれたおかげでレジュメを作成することができました。
娘とは一緒にラジオに出演して、今回のコメ勉の話をたくさんしてきました。
協力してくれていつもありがとう。コメ勉021016-11

次回の勉強会は、「公正証書とは、公証役場とは。」の予定です。
詳細が決まりましたら、皆様にお知らせいたします。
ぜひご参加ください。

 

【レジュメはこちらからご覧になれます PDFファイル/1.5MB】

【第9回コメダde勉強会&相談会 レジュメ動画(6分43秒)】

澤田かおる行政書士事務所