昔から、話すことが大好きで、友人とおしゃべりばかりしていました。
勉強のこと、部活のこと、恋話・・・。
典型的な女の子の会話です。
友人からは、話しやすい、聞き上手と言われ、相談にのることも多かったです。
父の仕事の関係で、転居の多い生活でしたが、どこへ行っても大切な友人ができました。
私が相談にのることも多かったけれど、友人はいつも私を助け、励ましてくれました。
だから、
「大切な友人が困っていたら、相談してほしい。力になりたい。私が助けてあげるよ。と言いたい。
そして、助けを求めている人は、友人だけでなく、友人の友人、友人の家族かもしれない。
そんな人たちみんなの力になって生きていこう。」
そう考えて、身近な街の法律家である行政書士を目指しました。
平成14年、行政書士試験に合格。
当時は、郵便局に勤めていました。
郵便局の窓口で、貯金・保険の相続手続をすることもあり、行政書士試験のために勉強した知識が役に立ちました。
はじめは、相続と聞くと皆さん戸惑います。
無理もありません。初めて聞く言葉、揃えなければいけない書類の多さ・・・。
それを、身近な人を亡くした悲しみの中で、背負わなければならないのです。
私は心を込めて説明しました。
手続の流れ、なぜ、戸籍謄本や印鑑証明書が必要なのか、その書類はどこでどうやって取るか・・・。
「お金を下ろしに来ただけなのに。」
といって不機嫌になる方もいらっしゃいました。
でも、何回か窓口にきているうちに、だんだんと表情が柔らかくなっていきました。
そして手続が全部終わったときには、「いろいろと助かりました。ありがとう。」と言ってくれました。
この、「ありがとう」という言葉。
私は、この言葉が聞きたかったんだな~、と思いました。
その経験がずっと心に残っています。
自分の知識、得意分野を生かして、誰かのお手伝いをしたい。困っている人を助けたい。
その思いから、平成25年9月、「澤田かおる行政書士事務所」を開きました。
あなたのために。
いま、このホームページをご覧になっているあなたのために。
私は心を込めて、全力でお手伝いします。